はじめに
今年6月、10年乗った車を手放しました。
なぜ手放したのか。。。
冷静に考えて、必要な時に必要なコストを払って使った方が合理的だと考えたからです。あと、車を所有していた最大の理由であった、「緊急時にすぐに病院に行くことができる」が子供の成長と共に無くなってしまったことも見直すきっかけになりました。
ただ、当然ですが誰にでも当てはまる訳ではなく、週末くらいしか車に乗らないような方であれば検討してみる価値はあるのではないかと思います。
車を所有することでかかるコスト
私の場合は車を所有することで次のようなコストがかかっていました。
- 車のローン・・・・・なし
- 駐車場・・・・・・・16,000円/月
- 任意保険・・・・・・1,200円/月
- 自動車税・・・・・・34,500円/年(ガソリン1.3L小型車)
- ガソリン・・・・・・1,500円/月(一ヶ月で80〜150Km程度の走行)
- 車検・・・・・・・・120,000円/回(2年おき)
年間の所有コストは、318,900円。一ヶ月で、約26,500円です。
これには車体の購入費用やメンテナンス/消耗品にかかるコスト(点検、オイル、バッテリー、タイヤなど)は含まれていないので人によっては更にコストはかかると思われます。
同じコストでカーシェアだとどれくらい使えるのでしょうか?
後ほど紹介するカーシェアサービスを利用した場合、コンパクトカー15分利用で200円〜220円くらいです。仮に15分220円で1時間880円だとすると、1ヶ月で約30時間利用できることになります。1週間辺り7.5時間、土日で各3〜4時間程度ですね。※サービスによっては利用距離に応じた料金も加算されます。
私の場合は1ヶ月で、この半分以下の利用頻度でしたのでコストだけを考えるとカーシェアを選択する方が合理的という結論になります。
カーシェアとは?
事前に会員登録を済ませておくと、会員間で共有した車を使いたい時に使いたい時間だけ(最短15分〜)借りることができるサービスです。
基本的に24時間いつでも利用でき、ガソリン代も込みの価格設定となっています。
カーシェアの始め方・選び方
事前にカーシェアサービスに利用登録しておく必要があります。
メジャーなカーシェアサービスだと、次のサービスがあります。
利用料金は各社少しづつ特徴が出ていますので、詳細は各サービスの料金ページをリンク先にしているので、そちらを参照ください。
- タイムズカープラス・・・・・・・カーステーション/車が多い
- オリックスカーシェア・・・・・・長時間利用時の料金が安い
- カレコカーシェアリングクラブ・・バラエティにとんだ車種
- dカーシェア・・・・・・・・・・月額無料でオリックスのカーシェアも使える
カーシェアサービスを選ぶポイントは、使い勝手の良い場所にカーポート/カーステーション(車がプールしてある場所)があるか?で選ぶべきだと思います。理由はシンプルにいつでも手軽に使える安心感です。あとは乗りたい車種(コンパクト、セダン、ワゴン、プレミアムなど)が揃っているか、利用頻度が高くない方であれば、月額会費が無料のプランがあるかといった点も考慮すると良いかと思います。
レンタカーとの違い・使い分け
レンタカーと比較したメリットは、
- カーシェアは車を借りる時に無人で手続きが完結する
- 24時間いつでも使いたい時にスマホで予約でき、サービスによっては1時間前までキャンセル料が発生しない
- ガソリンを満タンにして返す必要がない
一方でデメリットは、
- 長時間借りると割高
- レンタカーに比べて割引キャンペーンが少ない(私の印象です)
- 清掃されてない(今の所、私は気になったことはありませんが)
カーシェアとレンタカーの使い分けは、
旅行などで予め、計画が立っている場合で長時間の利用はレンタカーの利用を検討した方が、運が良ければ○○日前予約料金のような割引料金で予約できる可能性があります。
一方で、週末の買い物や短時間の利用はカーシェアが手軽に使えて便利だと思います。
私が利用しているカーシェアサービス
ちなみに私は、
カーシェアは、月額会費が無料で近くにカーステーションがあることが決め手で、dカーシェアを利用することが多いです。
旅行や日帰りで遠出するような場合にはオリックスレンタカーを利用しています。こちらはエリア毎に早予約割引キャンペーンをやっていたりするのでカーシェアを利用するより安く借りることができます。
まとめ
カーシェアの選び方、レンタカーとの違いなど、実際に使ってみてカーシェアは本当に便利で効率的なシェアリングサービスです。全ての人にオススメできるものではありませんが、平日は車に乗る機会が少ない方で車を移動手段の一つと考えられる方などはカーシェアリングを是非一度体験してみてください。
皆様のより良い暮らしの実現に向けた一助になれば幸いです。